ドリフト

D1選手権とかで見るドリフトって凄いなと思います。
かなりの速度からきっちり横向けて進入、コースのライン取りも
クリップ点を逃していない。迫力あります。
参加車両もちょっとしたGTカーみたいだし。
昔のドリフトみたいに、ちょこまかやってないですよね。


僕が始めてドリフト車の横に乗ったのは学生の頃でした。
先輩にB310(サニー)に乗ってる人がいて、峠に行くというので
横に乗せてもらったんです。
先輩はサニーのA14エンジンではさすがにパワー不足なので
上りはグリップで走り、下りを攻める専門、突っ込み重視で行く
とのことでした。
ドリフトのきっかけはシフトロックでした。
3〜4速全開から2速に落としたと同時にクラッチをミート!。
ほとんどブレーキング無しの走りは非常に怖かったのを覚えています。


で、何本か走ったあと、最後の1本というので、軽い車酔いを
我慢しながら助手席に乗りました。
先輩はいつものようにシフトロックでドリフトを決めて行きます。
で、あるコーナーにさしかかった時、事件は起きました。
稲妻のような速さで3→2速に落とす左手がシフトから滑って、
助手席の僕の横腹に直撃!かなりの『裏拳』を決められました!。
僕は「ヴッ!!」っと、助手席フルバケの中にうずくまりました。
まじかよ!。先輩は笑ってたけど・・・。


帰りに自販機でコーヒーおごって貰いましたけど、痛かったな。