遂に来てしまったか。

takaki_mikifumi2006-05-10

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060510-00000009-fliv-spo


SUPERアグリF1チームの井出友治のスーパーライセンス
取り消されてしまった。
何ということか。過去20年くらいのF1ドライバーの歴史を
見ても、この様な出来事は無かったらしい。


有力チームの何人かが直接FIAに言いに行ったらしい。
また、今月末のモナコGPは市街地コースのため、彼を走らせると
スピンの嵐でレースが成立しなくなるのでは?とまで言われる始末。
一番の決め手となったのは、やはりアルバースに特攻したこと。


しかし一部の選手からは、井出の置かれていた厳しい状況に理解を示し、
擁護の発言も聞かれます。
新人でテストも無しでいきなり本番デビューですからねえ。
免許取立てでGTレースに参加するようなものでは?。
また、もっと危険な走行をするドライバーも過去にはいましたよ。
琢磨だって参戦当初は危険だと言われてた。
ただ、琢磨はアグレッシブすぎてクラッシュするのに対し、
井出はコントロール出来ていないためスピンしまくり。


アグリは現役時代の苦労が多く、この世界、コースの内外を問わず
いかにシビアな世界であるかを刻みつけて来た筈なのにな。
そこへオールジャパンという、この上なく野心的な構想で乗り込むんだから、
よほどの足固めと成算を持って乗り込んだのかと思いきや、新人にテストも
させずGPに出した。確かに台所事情は苦しかったと思うが、状況は
井出には厳しすぎた・・・。


僕は、また井出選手の走りが見てみたいです。


今度は、4年落ちでしかも屋外看板代わりになっていた雨ざらしの車両を
直して運転させるのではなく、ちゃんと新車でシートも専用を作ってあげて
きちんとした状態で走行してほしいものです。